とってもお久しぶりです!
いつぶりだろう…
妊娠報告の投稿以来だから約5ヶ月ぶり?
私は現在、妊娠10ヶ月になりました。
あの頃は、
“本当に育つのかな?”、
“流産してしまったらどうしよう…”
嬉しさの反面、不安もいっぱいだったのを覚えてます。
あれから無事(?)に妊娠は継続されて、
出産予定日までもう少しというところです!
しかし、タイトルにもあるように…
実は「切迫早産」になってしまいました。
順調かと思いきや…
妊娠判明からつわりなどの辛い時期を乗り越え、、
ついに安定期へ。
やっと楽しい
マタニティライフだ〜
と喜んでいた頃でした。
妊娠6ヶ月、妊娠21週頃からお腹に腹痛などの違和感を感じるように。
そして、
その時通っていたクリニックの先生から…
“切迫早産”
と診断がされました。
切迫早産って聞いたことあるけど…
実際よく分かってなかった私。
“切迫早産とは”
切迫早産とは早産となる危険性が高いと考えられる状態、つまり早産の一歩手前の状態のことをいいます。子宮収縮(お腹のはりや痛み)が規則的かつ頻回におこり、子宮の出口(子宮口)が開き、赤ちゃんが出てきそうな状態のことです。
公益社団法人 日本産婦人科学会より
早産で産まれてしまうと、数週によっては命の危険があったり、身体の機能が未熟で発達に支障が出てしまう場合があるそうです。
その治療法としては二つ。
- 薬でお腹の張り(子宮の収縮)を抑える
- 安静にすることで刺激を与えない
原因はよくわからないみたいですが、妊婦さんの20人に1人くらいの割合でかかってしまうらしいです。
聞いた時はショックでした…。
でも、まだ治療で妊娠をキープできる状態。
気持ちを切り替えて、
今分かって良かったと思うようにしました。
自宅にて安静生活
それから、家では極力動かないように努力!
動くのは主にトイレとお風呂と食事、
あと無理のない程度で家事も行っていました。
↑旦那さんが作ってくれた安静スペース。
寝ながらパソコンやスマホがいじれる。
ここからテレビも見えるんですよ〜!
すごい〜!
快適〜!
堕落スペースでは…?
母や姉もたまにうちに来てくれて、家事などのサポートをしてくれました。
食事はレトルトとかに頼っていたので、こういう時に野菜たっぷりの食事を作ってもらっていました。
家族って本当にありがたい。
しかし、
自分なりに安静に過ごしてたはずでしたが容態はあまり良くならず…
先生からは、
「このままだと入院です、紹介状書きますね。」と!
今のクリニックでは診れないと言われ、なんと大病院への転院になってしまいました。
余談ですが…その1
できればそのまま通ってたクリニックで産みたかったなぁ。
ここは評判良かったし、
ホテルみたいにキレイだし、
産後エステとかあるし、、
なんせご飯がめちゃ美味しそうだったんですよ!
専属シェフがいるらしく、
出産したらフルコースが出るとか…
でも、一番大事なのは自分の体と赤ちゃんですよね!
フルコース〜💦
はいはい、
また連れていくから〜
いざ、大病院へ!
クリニックでは緊急っぽく扱われていた私。
いざ行ってみると…
先生「今日の患者さんであなたが一番順調ですよ!」
あれ?
切迫早産には変わりなさそうですが、この時の体調は比較的落ち着いていたみたい。
引き続き自宅安静で様子見ていくことに。
“入院って言われてたんですけどー”
大病院の先生は重症患者ばっかり見てるから、慣れてるんでしょうか?(笑)
でもまぁ、症状は悪くなってなかったみたい。
ホッと一安心しました。
それよりも、病院が広すぎて疲れました💦
上の階行ったり、下の階に行ったり…
久しぶりに歩数計を見たら1000歩超えてる!
安静中なのに
こんな歩いていいの…?
新たな問題発生
大病院に通うようになって約半月。
家で大人しく過ごしていたおかげか、
体調もまずまず安定していました。
しかし…
ある日先生から、
「尿検査で糖の値が高いですね。」
「もしかして“妊娠糖尿病”かもしれません。」と…。
えー!!
“妊娠糖尿病とは”
妊娠中に血糖が高くなることで注意を必要とする糖代謝異常には、大きく分けて3種類があります。「妊娠糖尿病」と「妊娠中の明らかな糖尿病」と「糖尿病合併妊娠」です。
国立成育医療研究センターより
「妊娠糖尿病」は、妊娠中に発見または発症した糖尿病ほどではない軽い糖代謝異常です。
違うことを願いながら、改めて糖尿病の検査をすることになりました。
私が行ったのはブドウ糖負荷試験というもの。
〈検査内容〉
- 採血した後に甘い炭酸水を一気飲み
- その1時間後に再度採血
- そのまた2時間後に再度採血
“トレーランG液75g”
一定量のブドウ糖が含まれており、服用後の血中ブドウ糖濃度は健常者に比べ糖尿病患者は高く、糖尿病の診断ができます。
医療総合サイトQLifeより
↑このジュースが結構キツかったですね。
甘ったるいし、ガンガン炭酸だし、多いし。
しかも、
前で検査員の人が待ってる圧が…!
これ、
一気飲みはつらい…
そして後日、診断結果が出ました。
めでたく(?)私は“妊娠糖尿病”と診断されてしまいました。
またまたショックでした。
一応私も栄養士の端くれ…
自分の食生活や体調には、普段からを遣ってきたつもりだったので。
妊娠してからは余計に。
なので、今回診断されて何がダメだったんだろうって落ち込みました。
でも、糖尿病専門の先生からは、
「”妊娠糖尿病”は普通の”糖尿病”とは違って、妊娠によって体の血糖を下げるインスリンが上手く働かなくなってしまってる状態。出産すれば大体治るよ」と。
あと基準も厳しくて、妊婦さんの2~3割の人がなるらしいです。
体質の問題もあるんですかね。
今後は食事療法で血糖値をコントロールしていくことになりました。
食事療法スタート
まずは、病院の管理栄養士さんからの栄養指導を受けました。
ここで、
「私も栄養士です〜」
なんて言えない笑
管理栄養士さんからは、
「妊婦だから、赤ちゃんのためにも必要カロリー量は普段より多くなります。」
「(血糖値を下げるためには)ただ量を減らせばいいわけではなく、主食やタンパク質はちゃんと摂ってください。」
と言われました。
“切迫早産で動けない上に、
主食たくさん食べたらもっと血糖値上がるのでは…?”
と内心疑問を持ちながらも、
一応「わかりました。」と答えて終了。
その後は私なりに解釈をして、
言われた通りにがんばってみました!
〈気をつけたこと〉
- 米飯を普段より増やし、お菓子は控える
- 野菜などのおかずから先に食べる
- よく噛んで、30分以上かけて食べる
- 濃い味付けを避けて、薄味になれる
う〜!
甘いもの食べたいよ💦
元々切迫早産で動いちゃダメと言われてて、さらに間食もできないなんて…
結構なストレスでした💦
そしたら、姉が私のために低糖質スイーツなるものを見つけてを買ってきてくれました。
あと、糖類ゼロの天然甘味料も見つけました!
“ラカントとは”
「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスとトウモロコシの発酵から得られる天然甘味成分「エリスリトール」、2つの天然素材からつくられた安心でカロリーゼロの自然派甘味料です。
カロリー0の自然派甘味料「ラカントS」公式サイトより
※栄養成分表示にある炭水化物はエリスリトールで、血糖値に影響がないので、実質熱量はありません。
人工甘味料じゃないってところが凄いですね!
これでココア作ったよ。
罪悪感ない〜💕
今が糖質オフブームだからかな?
探したら結構色々あるんですね。
食べ方や食べ物を工夫していくうちに、血糖値も徐々に安定してきました。
落ち着いてきたと思いきや
“切迫早産”と診断されてから、自宅での安静生活も1ヶ月以上続けてこれました。
これも、旦那さんや姉母のサポートのおかげあってこそ。
本当に感謝です!!
妊娠糖尿病の血糖値もいい感じでした。
診察の回数も減ってきて、
先生からも毎回「落ち着いててるね」と。
少しずつ動いてもいいとも言われました。
(これが後々ダメだったのだろうか…)
妊娠8ヶ月、28週頃。
安心してきたし、先生の「動いていい」という言葉もあって、私は以前より少し動くようにもしていきました。
とある日…
夕方からいつもより腹痛が多く、横になっても治らない。
一緒にいた旦那さんも心配してくれて、
「明日は仕事休みだし、一緒に病院に行こう」ということに。
そして翌日、急遽診察をしてもらいました。
看護師さんからは
「異常があったら夜でも来てもらっていいですからね」と。
控えめな性格の私…
こうゆう大事な時は遠慮せず、
早めに受診するべきだなと反省。
今は自分の体が
一番大事だよ!
内診をしてもらった後、先生から…
「頸管長が15mmと短くなってて、多分入院になりますね。」と。
入院!
“子宮頸管とは”
「子宮頸管」とは、子宮の下の方にある、赤ちゃんがいる子宮から腔につながる筒状の部分をいいます。ママの体型や子宮の大きさなど個人差はありますが、一般的な子宮頸管の長さは35~40mm。
おむつのムーニーより
この時の私の妊娠数週だと約30mmが標準値。
それ以下だと自宅安静、さらに25mmを下回ると入院での安静を言われていました。
ついに入院
あれよあれよと話は進み、
結局私はそのまま入院することに…。
でも、その時旦那さんが一緒にいてくれたことが唯一の救いでした。
1人だったらどうしていいかパニックになってたかもしれません。
旦那さんもびっくりはしてただろうけど。
ちなみに、今はコロナ禍で面会は禁止だそう。
別れ際が少し切なかったです。
さみしい〜💦💦
元気でやれよ〜
余談ですが…その2
診察待ちの間、
緊急入院らしい車椅子に乗せられた女性が、私と旦那さんの前を通り過ぎて行きました。
その様子を見てた私たちは、
「かわいそうだね〜」
と他人事のように言ってました。
そしてその数時間後、
まさか自分も同じような状況になるとは…
看護師さんから車椅子に乗るよう指示されてる私を見て、、
旦那さんちょっと笑ってるし!
………。
自分も笑えたけど。
人生、突然何が起きるかわかんないですね。
これで良かったのかも
でもまぁ、
前クリニックの時から入院は言われてたこと。
ここまで自宅安静でこれたことが奇跡だったのかもしれません。
考え方を変えれば、良かったかも。
家で不安な状態でいるより、病院で24時間すぐ診てもらえる状況の方が自分も家族も安心ですよね。
…しかし、実際の入院生活はそんな簡単なものではありませんでした!
次回へ続く…?
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました(^ν^)